1.
オゾンとは?
2.
オゾンの生成と反応の仕組み
3.
オゾンの効果・オゾンの利用分野
4.
オゾン浄化システム導入に関してのQ&A
★オゾンの歴史
■太古から自然界に存在します。
(→人間の手によって人工的に作られた物質ではありません)
■100年程前から除菌力・脱臭力・漂白力を持つことが立証されています。
■ヨーロッパでは浄水処理を始め広く活用されています。
(→ヨーロッパの上水道はほとんどオゾンで除菌されています。)
■日本でも大阪府を始めとする浄水処理場でオゾン処理が導入されています。
(→日本国内においては、30年程前からオゾンが利用され始めました)
★注目を浴びるオゾン
■近年、下記のような背景からオゾン利用分野は年々拡大しております。
1 環境対策に薬剤の使用規制
2 食中毒・感染症など様々な事故による安全志向の高まり
3 人間本来の欲求である快適な住環境
★オゾンの発生原理
■自然界でのオゾン生成
太陽の紫外線による発生
(→オゾン層・海岸・山等)
、落雷
■偶然によるオゾン生成
コピーしたときの生臭い臭い・電気がショートしたとき・アーク溶接等
■意図的によるオゾン生成
無声放電式・紫外線ランプ式・電気分解式等
【長 所】
・強力な殺菌、脱臭力を有する。(殺菌力は塩素の6倍)
・空気中の酸素を原料にして安価に生成可能。
・反応力が極めて高く、反応と同時に酸素に戻る、また、時間経過で自己分解し酸素に戻る為残留性がない。
【短 所】
・高濃度のオゾンは人体に有害。
・作って貯蔵する事が不可能。
オゾンを有効に利用するためには、効果があり、かつ弊害を問われないような、
濃度コントロールが重要なポイント
となります。
・オゾンの人体の影響について
◇気中のオゾンの影響
濃度(ppm)
人間への影響
備考
0.01〜0.03
殆ど臭わない
日中自然界にある濃度
0.04〜0.06
爽やかな臭い
慢性肺疾患患者に異常なし
0.08
不快感あり
0.1
明らかに臭気がある、咳が出る、涙が出る、鼻が痛い
日本産業衛生協議会が勧告する作業環境基準濃度
*Patty.F.A:Industrial Hygiene and Toxicology他文献からの抜粋
O
2
(空気中の酸素)にオゾナイザーを使い高電圧(7000〜8000V)をかけるとO
3
ができます。
(参考)
この場合「電極=オゾナイザーの中心部分」が必要ですが、他社品は「電極」が剥き出しで、1年程度(長くて3年)で電極が食われて使えなくなります。
また、メンテナンスができない商品がほとんどです。
弊社製品の電極はガラス封止した日本、米国、中国の特許品ですので、汚れた場合は発生体を綿棒で掃除すれば機能復帰します。(メンテナンス可能で長寿命がセールスポイントです。)
O
3
は非常に不安定な分子なのでO
2
に戻ろうとします。その戻ろうとする力が殺菌、脱臭に作用します。O
3
からO
2
に戻るときOが1個あまります。Oは原子なのでそのままでは存在できないので、何かと反応し分子になろうとします。Oは原子そのもの、あるいは水(H
2
O)と反応して「OHイオン」になり「臭い分子」や「殺菌」を殺します。特にO
3
は、細菌の細胞膜を破壊するので耐性菌ができません。
★発生体について
オーニットで開発したオゾン発生装置「低温プラズマ発生体」は、従来事実上使用不可能だった高湿度下での運転を可能にし、5000時間以上という優れた耐久性を実現しています。また、オゾンの生成効率を低下させる空気中の異物の付着に際しても、洗浄することによってオゾン生成能力をもとの状態に戻すことができます。この、オーニットのプラズマ発生体は、岡山県と共同で日本、米国、中国で特許取得しています。
日本、米国、中国で特許取得
○日本:特許番号/No.3015268○米国:特許番号/No.5698164○中国:特許番号/No.95103311.5
従来のオゾン発生体
オーニットのオゾン発生体
(低温プラズマ発生体)
空気中の水分が耐水皮膜とセラミック板の間に侵入するため、高湿度の環境下では事実上使用不可能だった。
セラミックと導電体の接着性を改善。さらに、封止用ガラスを採用することにより、温度60℃、湿度90%という過酷な条件でも5000時間以上使用を可能にした。
耐久時間:500時間以下
(温度60℃、湿度90%)
耐久時間:5000時間以上
(温度60℃、湿度90%)
★オゾンの効果
■除 菌:塩素の6倍以上の除菌力で、菌の細胞膜を破壊する。
■脱 臭:臭いの分子を分解してしまう。
■鮮度保持:エチレンガスを分解、腐敗菌を破壊する。
■カビ防止:カビ菌を破壊する。
■害虫誘因抑制:集合フェロモンの活性を消失させ、ゴキブリが生存できない環境を作る。
オゾンによる除菌・脱臭
オゾンは酸素原子3個からなる強力な酸化剤であり、その酸化力により細菌・ウイルスを除菌・不活性化する能力を有しています。空気中に存在する臭気物質や床、壁、天井などに付着している臭い成分も分解するので、根本から脱臭出来ます。また飲料水の脱臭やし尿処理等の水処理設備での脱臭を中心に、食品・医療分野にも多く利用されています。
オゾンの利用分野
主な利用分野
主な対象
飲食店(ラーメン店、レストランなど)
厨房(グリーストラップ)、生ゴミ庫
給食施設、惣菜工場、弁当工場等の食品加工業
調理場、包装場、生ゴミ庫
病院、老人ホーム、福祉施設などの医療・福祉関連
診療所、病室、待合室、手術室
保育園/幼稚園・塾・予備校・学校などの教育施設
教室、ロッカー、トイレ
ホテル・旅館・結婚式場などの宿泊・宴会施設
客室、会議室、宴会場、調理場
養豚・養鶏などの畜産業
養豚、養鶏場
スーパー、小売店のバックヤードや倉庫
保冷庫、バックヤード、倉庫
救急車、タクシー、レンタカーなどの車両関連
救急車や自動車内
一般家庭(特にペットがいる家庭やタバコ臭い部屋)
居室、トイレ、下駄箱、冷蔵庫
*その他にも、殺菌と脱臭(消臭)のニーズがあれば、ほとんど利用できます。
Q:どれ位で効果が出ますか?
通常なら、運転開始後24時間経過で、見た目には変化を確認いただけます。(濁度・臭い面)
Q:メンテナンスはどうするのですか?
定期的なオゾン発生体の洗浄が必要です。またブロアポンプについても、メンテナンス及び交換の必要性があります。
Q:脱臭効果はありますか?
オゾンは強力な酸化力で臭い物質を分解し脱臭します。
Q:害虫の誘因抑制に効果はありますか?
悪臭が無くなれば害虫の誘因要素は軽減されます。ただ清掃を怠れば残渣等でも寄生してきますので清掃も怠らないようにしてください。
Q:オゾンは危険ではありませんか?
発生させるオゾンは、ほぼグリーストラップの物質、臭いと反応し大気中には放出されません。屋外のような密閉されていない空間であれば全く問題ありません。
Q:なぜオゾンで改善できるのですか?
オゾンは上下水道の処理を始めプール等の水浄化の分野では広く使用されており、オゾンの強力な酸化力により、脱色・脱臭・除菌といった効果を発揮します。
Q:清掃の必要はなくなるのですか?
必要です。オゾン浄化システムで物理的なものの除去は出来ません。一層目の粗ゴミ、沈殿した残渣の清掃は必要です。ただ、浮上油の量が軽減されるため、導入前との違いは清掃の頻度、労力に大きな差が出ます。グリーストラップをいい状態で維持するためにはやはり清掃は不可欠です。
Q:屋外に設置しても大丈夫ですか?
本体は、防雨対策になっていますので屋外に設置しても問題ありません。
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